詠春拳とは何か?
現在最も流行を感じる中国拳法です。
(2022年最近下火ですが、、笑)
ブルース・リーがしていた拳法、と言う事でその師匠である葉問の映画が静かな人気を博した事で、逆算的に近年フォーカスが当たり始めた拳法です。
まだまだここ日本では「詠春拳の功夫」について様々な理解がされています。
残念な事に、未だ敵を倒すための格闘技の位置付けが拭えない日本では
個人や団体による詠春拳のアップロード動画を散見しましても、手技で情報が止まっています。
更には詠春拳の強さを実感できる「威力」の部分を、
ある人はジムワーク、筋トレ
ある人は他武術で補い
それは詠春拳で得た「力」なのか?
と懐疑的になるものばかりです。
当方は詠春拳の技の使い方より、技を使えるためにはどんな訓練をするか?や
詠春拳をすると筋力的、感覚的にどう変化していくかを重要視しており、
構造力学、インナーマッスル等による合理性の追求と科学(誰でも実証可能な運動)を根本とした詠春拳の練習が主体となります。
映画さながら足技も武器も体当たりも練習します。
新規会員の募集はしていますが、
ビジネスでも無いので、ある程度人選をします。
千客万来では無いことをお許しください。
①詠春拳についてどこまで興味があるのか?
②漫画みたいな詠春拳の動きをするために数分で立てなくなるくらいの練習を継続できるか?
詠春拳の実際
表だって認識されている詠春拳は20世紀初めからでそれ以前の伝人や技術等はほぼ伝説となっています。
詠春拳発祥から今日に至るまで、詠春拳研究に携わる人がいたとしても
技術の統一は限りなく不可能に近いです。
日本と中国香港の伝統の考え方の違いについても、
日本なら師匠の教えは絶対で師匠と同じ事以外許されない、それが武術の伝統と感じる所がありますが
香港では違います。
先生から習った事+自分の考え方なので
弟子が10人いればバラバラです。
「先生から詠春拳は習えても、先生の詠春拳になるわけがない。
だって先生は一人だから。」
そういった思想なので、名前+武術名になります。
恐らくですが中国の太極拳も同じ所以ではないでしょうか?
日本より質が低いと言えば語弊があるかも知れませんが、その分寛容です。